ヒプノセラピー(催眠療法)とは?

催眠というと催眠術にかけられるのでは?と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。

TVの催眠術師が行っているように 何か相手の言いなり になったり暗示をかけられて動かされてしまうというものではありません。
催眠は1958年にアメリカ、1955年にイギリスの医師会で認められている方法であり、見えない世界を扱いながら科学的です。

私たちは1日のうちで自分でも気づかないうちに催眠状態を何度か経験しています。

例えば 本を読んで物語に夢中になったり、ドラマを見て感動して涙をながしたり、特別意識をしなくても駅から自宅までの道のりを自然に歩いて帰宅したり、我を忘れて何かに没頭している時は変性意識状態、もしくはトランス状態といい ある意味一種の催眠状態になっていると言えます。

顕在意識と潜在意識

意識には顕在意識と潜在意識があります。普段 理性的、知性的、論理的に物事を判断しているのが顕在意識の部分で意識の約10-20%を占めていると言われています。一方、90-80%の割合を占めているのが潜在意識です。潜在意識は感性、直感的な部分で 生まれてからの記憶がすべて保管されていると言われています。顕在意識と潜在意識との間には クリティカルファクターと言われる膜があるのです。この膜は8-9歳ごろにできると言われています。幼い頃はこの膜がまだ空いている状態なので、幼い時に両親や先生から言われたことが 判断なく潜在意識に入って刷り込まれ、大人になってそれが思考や行動のパターンのもとになるのです。

また潜在意識には 個人の意識だけではなく そのもっと奥深い部分には集合意識といわれる場所があり、人間同士や先祖、精霊や動物、植物、鉱物などともつながっていると言われています。

退行催眠

潜在意識の中には、私たちの記憶や体験が押し込められています。その潜在意識に催眠という手法でアプローチし、押し込められた問題を浮かび上がらせてそこへフォーカスし、その問題に取り組むことができるようにします。トラウマを再体験することにより、問題の起きた真の原因である場所、時間まで退行して、根本を癒して、過去の出来事から生じた恐れや苦痛など自分に必要のないエネルギーを解放していく方法です。